ついに千葉なぎさが登場。したまでは

6月25日、ご近所の、といってもチャリで20分弱かかるコンビニにて週刊大衆を。先だって立ち読みしてギクリとした企画物グラビア、ザ・ストリッパー舞姫伝説第319回についに千葉なぎさが登場。したまではよかったがインタビュー記事をよく読むと14年踊ってきてはじめて捕まりました、と。
今時ストリップ小屋に手入れなんてあるのかと。さっきまでかぶりつきであんぱんをかじっていたハンチング帽に大丸のジャンパースーツ姿の刑事がそれまでだなどと警察手帳をかざして回り舞台に上がり込むなどということが今時。いや、あったのだろう。千葉なぎさがいかにもオールドウェイブで昭和テイストだから狙われたのだなとも思ったが。いくら昭和っ娘のなぎさ嬢だって官憲バカヤロ他にやる事ァあるだろなどと啖呵を切るほどのオバァじゃないし。3人部屋に留置されました。中では番号で呼ばれました。6の2でした。その番号を呼ばれると、ハイと返事をしていましたという記事からも私がほんの少しだけ知っているなぎさ嬢の柔らかな語り口が伝わってくるような。
1月12日生まれ。東京都出身。というプロフィールには何だ千葉に関係ないのかと思った。が、デビューが船橋の若松劇場で今も若松の専属タレントということになっているらしい。じゃあアレか、若松劇場で百年食堂みたいな映画を撮るための地ならしとして手入れを再現してみたのかと。再現してもいいよ。いいけどなぎさ嬢がスタンドインした舞姫役は誰が演じるのか。仲間由紀恵?65点だな。
“彼女は2日間留置されて釈放された”2日あったら映画1本撮れるじゃないかと。ドキュメントじゃなくて作り物の劇映画で主演女優の体は48時間しか拘束できない例は昭和のアイドル映画にはザラにあったのでは。2日で充分。百年食堂なんてちまいこといわずアウンサンスーチーをやろう。舞台は若松で。若松劇場のロビーのテレビにスーチーさんのニュースが流れているのを観て主人公がおい、東京へ行くぞと息巻くエンディング。主演、勝野洋。65点だな。
千葉なぎさ嬢は7月11日から20日まで新宿TSミュージックに出演している。去年の今頃も同じ小屋に予定は入っていたが病欠してしまった。実家に帰れて家族とも触れ合えて楽しかったよとはその後の舞台で語っていたが。3月11日から20日まで出演していたはずのシアター上野の楽屋では何を想っていたのかと。舞姫伝説まだ何も言ってこないのかよと。徳永心だって篠崎ひめだって出ているのになんでと不思議がっていたのは私。すべてが摩訶不思議。原芳市賛江。