2012-08-23から1日間の記事一覧

その後私がポアされなかったのは

7月30日、新潮文庫になった『苦役列車』を読む。働く四十代の希望の星と呼ばれる西村賢太は私とほぼ同世代。半自伝のスタイルで描き続けられる貫多シリーズに登場する80年代後半からの東京における可能な限りの極貧生活は私も知っている。いや、現在本作をフ…