2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧
5月10日、おくやまゆか 著『たましい いっぱい』(株式会社 KADOKAWA)を読む。本書は月刊コミックビームに掲載された著者のマンガを初めて一冊にまとめた「破格の処女単行本」。マンガ以外にも絵本作家、挿絵画家として活動する著者は本書で第19回文化庁メ…
5月5日、なぎら健壱『ベストアルバム 中毒』(95年 FOR LIFE)を聴く。本作はフォークシンガーのなぎら健壱が73年から95年までに残した音源の中からお笑い寄りの企画盤を中心に編集したもの。“再発発起人”として高田文夫がクレジットされている。そもそも高…
3月1日、山田太一 著『S先生の言葉』(河出文庫)を読む。本書は脚本家の山田太一がこれまで新聞雑誌等に発表してきたエッセイの中から企画・編集をフリーの編集者に委ねたベストセレクションのこれが第一弾。まえがきには「私はいま八十一歳で、一応おだや…