2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

至極、中途半端はつらいものである

9月10日、ラピュタ阿佐ヶ谷にて『(本)噂のストリッパー』(82年にっかつ)を観る。監督、森田芳光。ストリップを題材にした映画の特集を8月から組んでいるラピュタですでに何作か観てきたが私個人の本命はこの一本だった。宮脇康之演じるアルバイト学生が…

エプロンおばさんに発射準備である

9月7日、郷里で一日中うだうだと食っちゃ寝しつつ幻冬舎文庫版、もたいまさこ著『猿ぐつわがはずれた日』を読む。大崎悠里にエレクトして以来おばさんキャラの女優がどうも気になって。本書はもたいまさこがおばさん女優として一時代を築いた90年代半ばに書…

君は天然色で並びに蛍光色である

8月になってからも相変わらず私の大崎悠里熱は上がる一方で何となく避けていた渋谷道頓堀劇場にも初参したり。客席には五十代前後の田舎からやってきた風の夫婦が何組か。舞台役者の真似事をした経験から言ってそれらは出演者の身内である。つまり田舎の両親…