2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

打ち上げの方が私は気に入った

8月3日、浅川マキ『Long Good‐bye』(EMIミュージックジャパン2010年)を聴く。二枚組ベストの一枚目は歌謡歌手時代からの代表曲を、二枚目はどっぷりジャズ歌手時代のライブを飾った佳曲を中心に。冒頭の『夜が明けたら』は『浅川マキの世界…

その後私がポアされなかったのは

7月30日、新潮文庫になった『苦役列車』を読む。働く四十代の希望の星と呼ばれる西村賢太は私とほぼ同世代。半自伝のスタイルで描き続けられる貫多シリーズに登場する80年代後半からの東京における可能な限りの極貧生活は私も知っている。いや、現在本作をフ…

本作に登場する松坂慶子は勿論のちの

7月27日、『ウルトラセブン』第31話『悪魔の住む花』をDVDで観る。脚本、上原正三。松坂慶子演じる少女が仲のいいお友だち二人とお花畑でおしゃべりをしている。少女がふと拾い上げた卵のからにくちづけをすると。突然意識を失った少女は病院に運ばれるが…

いや、なかには木の葉のこのような

7月22日、『十八歳、海へ』をDVDで観る。監督、藤田敏八。79年作品とは意外。藤田敏八といえば70年代の青春のイメージだが本作はその路線も終点に近い頃に生まれていたのか。永島敏行と森下愛子は百恵友和のゴールデンコンビに対抗する現実的で貧困なカッ…