2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ゆく年くる年皆袋とじである

5月18日、銀座シネパトスにて「花と蛇−白衣縄奴隷−」を観る。監督 西村昭五郎、主演はSMの女王というキャッチが大衆の印象に残る最後の女優である真咲乱。肉体的にはSMの女王の看板を背負うに充分過ぎる真咲乱だったが、精神的には全然その気が無かった…

君はわが運命のまた片面である

春先の出来事だったと思うが、日暮里周辺をまた意味も無く宿酔いの赤ら顔でほっつき歩いていた。ふいに背後からママチャリに追突され、横断歩道上でスッ転げてしまった。ママチャリに乗った女子高生は私を無視してそのままヨロヨロ徐行を続け、横断歩道を渡…

埼玉県吉加賀市は実在するんである

銀座シネパトスにて4月半ばから公開中の「甦る裸身 萌えるエロス−日活ロマンポルノ・アラベスク2005−」にちょぼちょぼ通っている。五百本以上もある日活ロマンポルノ作品の中で選りすぐりの名作をチョイスした好企画ということだが。勿論過去の名作が再…

貴女もまた御愁傷様である

五月のとある日、池袋の大型書店を何となくウロチョロ。少し前に手に取って立ち読みした中央線に関するムックにポップが立っている。そこには高田渡ラストインタビューとあった。高田渡に昭和三十年代の東京の田舎、吉祥寺を語ってもらうという企画であった。…