2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

案外そろそろ帰ってくるんである

5月21日、テアトル新宿にて『タカダワタル的ゼロ』を観る。監督は白石晃士であるがタナダユキ監督による前作『タカダワタル的』とかぶる映像も所々。続編を撮ることになったとて高田渡に本当に帰ってきてもらうわけにもいかないので仕方ないか。 吉祥寺ハ…

心情ややあの時を忘れないんである

5月15日、白山辺りを宿酔いでウロチョロする内に便意をもよおすが。似たようなシチュエーションでトイレを探し求めるがあと一歩で失禁しノーパンで人目を忍び小走りに帰った過去も何度かある。またノーパンか、歌謡ロック期のチャーみたいで格好いいかと…

あなたに少女Mに謝罪したいんである

「ウック、大丈夫怖くないからね」などとうめきつつ30代半ばの即席男優が10代半ば過ぎの女優の上で尻を上下している画面でさすがにゲンナリして停止取り出し。昨晩酔った勢いでレンタルした少女モノAVは予想以上にガチな内容。パッケージ上の設定では…

思い出には伸び悩んで欲しいんである

双葉文庫名作シリーズ、山田芳裕短編集『泣く男』を読む。99年6月に発行されたコミックスの文庫版である。収録作は全9作品で内2作は原作ものの時代劇である。本作の後に発表されたのがあの代表作『やぁ!』である。思えば当時の山田芳裕の筆力におのの…

あの人はポコポコヘッド世代である

前々からちょっと読みたかった四方田犬彦の『ハイスクール1968』が文庫になったので早速入手。タイトル通り60年代の終わりに始まった著者の高校生活を赤裸々に綴った半自伝的小説である。ビートルズやゴダールの映画に熱狂しつつ学園闘争にも首を突っ…

養父も養牛も次の汽車に乗るんである

4月20日、ラピュタ阿佐ヶ谷にて「愛と官能のプログラム・ピクチュア 日活ロマンポルノ名作選」『ひと夏の秘密』(79年 監督 武田一成)を観る。主演は原悦子、脚本は田中陽造。原悦子演ずる家出娘が女子高生の頃に自分を犯した養父の死に水を取りに帰郷…