2002-08-01から1ヶ月間の記事一覧

自主映画な青春は門外不出である

学生時代の馬鹿っ話もいいけど俺のことはあまり書いてくれるなよとエイチから苦情が届いた。演劇青年でメジャーな劇団のオーディションなどにも私を巻き込みトライした過去はカミサンに内緒だったようだ。別に悪い事をしてた訳じゃないので私の方はもっと書…

湯上りの神代辰巳が私の粋である

金も余暇にも縁が無い。MEGUMIのような若ピチなガールフレンドにもまず縁が無い私にも夏のバカンスは必要。貧乏なりに小忙しいなりにも何か愉しみを探してみよう。もう一度生きてみよう。そうした前向きな気持ちだけはきっとMEGUMIだってその意気です…

二十年来あきらめの夏である

熊谷の夏も知らずに何を言うかと怒られそうだが、夏はひたすら我慢の季節である。金もヒマも冷房も無いジリ貧生活者の夏はただひたすら我慢なのである。それでも過去にはもう少し甘酸っぱい夏の思い出の一つや二つあったかも知れない。が、暑さのせいで思い…

ナンシー・アイ・ラブ響く夜である

大体リリー・フランキーなんて今が正にわが世の春である筈なのに何故ああも酒に溺れ続けるのだろうか。その辺のことを私なりに推測してみようかと企んでいるうちにナンシー関が急死してしまった。 やはり最前線で発言するコラムニストにかかる重圧たるや相当…

ともすれば充分戦後派なんである

最近やたらと多い戦後歌謡史的文脈に乗ったリメイクJ−POPに物申す。まず楽曲的につまらない。古き良き素材を現代風にアレンジしたつもりがオリジナルより鮮度の低い出来に終わっているケースがほとんどである。中村登の映画「続・愛染かつら」であまりに…