2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

全体今日は何の日なのかである

9月20日、駒込から上野まで何となしにひた歩く。中華料理「好来」はよく立ち寄る店なり。今日はBセット、タンメンと半チャーハン八百円を。店のテレビでは『おもいっきりテレビ』が。これが日曜の昼下りともなると当然のように『新婚さんいらっしゃい』…

こちらは戦後劣性コンジロームである

9月14日、三軒茶屋中央にて『戦後残酷物語』(68年大映)を観る。監督 武智鉄二。今回の武智鉄二特集の中で昭和四十年代生れの私が記憶していたのは81年の『白日夢』と83年の『華魁』か。『華魁』については当時12チャンネルの『金曜スペシャル』…

日本映画名作劇場を偲ぶのである

同年代である家主のエイチから今年初めに届いた近況報告には「いよいよ二度目のハタチです云々」といった一文があった。二度目のハタチという言い草は近頃割合ポビュラーなのかしら。杉田二郎も三度目のハタチらしいし。私なぞが二度目のハタチを通過して感…

男は顔、いや前頭部である

8月26日、一角座にて『愛欲の罠』を観る。一角座は2005年、上野公園東京国立博物館敷地内にオープンした「スクリーンとサウンドを最優先した」映画館である。館主であり映画プロデューサーでもあり監督でもある荒戸源次郎が34年前に大和屋竺に製作…