2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

花と蜜蜂そんな感じである

最近ほうぼうに出現する激安中古ビデオの店。どう見てもレンタル店流れの映画ビデオを100円、50円、30円とギャグのような安値で叩き売っては風のごとく消えていくそうした店を私も利用している。先だってもそうした店の閉店セールにもぐり込み『ウン…

十日に一割ならモアベターである

10月21日、銀座シネパトスにて若松孝二監督作品『性輪廻 死にたい女』(70年 若松プロダクション)を観る。三島由紀夫の割腹事件のあった70年11月25日にたまたま次回作の脚本を練っていた若松孝二と足立正生のコンピはホテルのテレビで事件を知…

雨がやんだら三度お別れなんである

10月20日、船橋若松劇場にフラリと。8月31日にいつものように新宿ニューアートに向かうと改装休業中であった。小雨そぼつく区役所通りをウロチョロするうちに新宿TSミュージックの前に来てしまい何となく入ってしまった。 ニューアートと比べればワ…

ハイドパーク事件は取材不許可である

10月19日、正午ごろ目覚めて枕許でつけっ放しのトランジスタラジオをぼんやり聴いていると先日亡くなった加藤和彦さんの続情報ですがとパーソナリティが。トランジスタはそこで止めて表に珈琲を飲みに。 行きつけの珈琲屋のスポーツ紙をいくつか読む。ト…

幸せとは撃ったばかりの銃である

10月7日、テアトル新宿にて沖田修一監督作品『南極料理人』を観る。日本からは約1万4千キロ離れた南極ドーム基地で1年半の観測活動に務める8人の男たちの物語。原作者の西村淳は97年に第38次南極観測隊に参加している海上保安官である。 ウィルス…