2014-04-27から1日間の記事一覧

そんなことを馬鹿正直に語る人物も

4月4日、山田太一 著『月日の残像』(新潮社)を読む。本書は著者が季刊誌『考える人』に05年冬号から13年夏号まで9年間連載したエッセイを単行本化したもの。1934年生まれの著者の七十代がほぼすっぽり収まった35編のエッセイの中で印象的なのは第4回の『減…