象が踏んでもこわれないんである

 佐藤江梨子は体ごとデカイ。実際この目で確かめた訳ではないがバレーボール選手並の巨体の持ち主らしいサトエリ。以前にMEGUMIとツーショットで写っている写真の中のサトエリがとにかくデッカク見えた。MEGUMIは身長1メートル58センチと公表されているからそのMEGUMIもそこそこデカイはずである。つまりサトエリは人間山脈的な巨体ギャルと思われる。「体が大きい女のコってあまりモテないですよ。逆にいじめられたなあ」という本人の発言も多分その通りなのだろう。間近で見れば威圧感しか人に与えずチンピクなどとはほど遠い巨体ギャルでもグラビアに納まれば魅力であるこのパラドクス。私も最近感じたんである。

 二年前には人気AVギャルであった井上千尋は今では劇場に出演している。本格的なストリッパーともまた毛色の違ったショーガールといったところの舞台活動である。私はビデオに出演していた頃の彼女が気に入ってたので、偶然ナマの舞台で彼女を観れた時は感激であった。正確にはナマの彼女を見れるのだなとふらりと入った小屋のスケジュールを見た時点では感激であった。そして初めて肉眼で観た井上千尋はデカかった。井上千尋は1メートル74センチと公表されているが、ヒールを履くと女子プロレスラーである。ダダーンである。ポヨヨンポヨヨンである。体ごとデカイ巨体ギャルの巨乳は嬉しさ半分である。あまりのダイナミックダイクマな巨体の威圧感に引いてしまうのである。水谷豊はよくがんばったよなどと古いこと思い出すばかりなのである。で、舞台上のナマの井上千尋には引いたはずの私だが、AVの中の彼女には相変わらずチンピクであるこのパラドクス。どういう訳であろうか。憧れてたのにナマの本人にはゲンナリして、再びバーチャルな井上に反応し続けているということはどういう訳であろうか。何に勃起しているのです、ゴッド。私が反応している井上は全体どこに存在するのか。実物は格闘家並の肉体の持ち主でなければ相手にならないドデカ女なのである。私は夢をこわされたんである。手前ェ勝手な淫夢をご本人に。それでもビデオモニターの中のお手軽サイズな井上なら愛でる気になるこのパラドクス。80年代前半に流行したアダルトグッズに身長50cmばかりのダッチワイフがあった。その気になればコトが果たせるそのお人形を欲しがる当時の淋しい殿方の気持ちがまだ若者であった私にはわからなかった。今ほんの少しわかる気がします。殿方達はゲンナリしていたんである。近頃の若い女は栄養がよすぎやがらあと。ゴッド。